看護学生こんちゃんの「実習をイメージしよう」シリーズ第2弾、訪問看護実習のポイントと心構えです!
もしかして、このご時世だし実習できるかな…特に訪問看護ステーションは激務になっているって聞くからなあ…って思っている看護学生に見てほしい記事です!
この記事では
- 訪問看護実習で実際にやること
- 訪問看護実習で大変なこと
- 訪問看護実習で楽しいこと
- 訪問看護実習の前に勉強しておくべきこと
をまとめています!
訪問実習が終わっていない看護学生さんは全員最後まで読んでいってくださいね◎
訪問看護実習のポイントと心構え
訪問看護実習では実際にどんなことをするのか
訪問看護の実習では、実際に看護師さんと、療養者さんの家を訪問して、看護ケアを提供します。
看護を提供する場所なので、高度な機械などはありませんが、それでもしっかりと医療が提供されているところを見ることができます。
実際にケアを提供するかどうかは、学校の方針や訪問看護ステーションの方針によって変わってくると思いますが、実際にやるとしたら
- おむつや服の交換
- 体の清潔ケア
- 痰吸引
- 気管切開部の消毒
- 褥瘡のケア
- 入浴介助
- 本人やご家族の方とのコミュニケーション
などがあります。
実際に利用者さんがどんな病気や体の不具合を抱えているかによって、必要なケアは変わってきます。
訪問看護実習で大変なこと
訪問看護実習で大変なこと①療養者さんの希望が第1であること
訪問看護を利用している方にとって、家は生活する場所です。
病院は病気を治す場所なので、患者さんの治療を進めることが大切になりますが、在宅で訪問看護を受けている人は、必ずしも、病気を治すために訪問看護を利用しているわけではありません。
だからこそ、利用者さんの望みを聞いて、一緒にどういう援助をするべきか考えていきます。
それが、病院外で実習をして1番難しいことでした。
訪問看護実習で大変なこと②自転車移動が大変だった
特に首都圏の学校に通っている看護学生さんは、実習で自転車を使います。
訪問看護ステーションの配置は1つの中学校の学区くらいの広さですから、結構な広さを自転車で移動することになります。
普段自転車に慣れていない人は、看護師さんの早いスピードの自転車についていくのが大変だったり、長距離自転車をこぐのが大変だったりします。
自転車に慣れるように自転車を練習しておいた方が良いと思います◎
訪問看護実習で楽しいこと
訪問看護で楽しいこと①おうちで看護をする工夫を見ることが出来る
おうちでは、必ずしも病院と同じ医療器具を使えるわけではありません。
点滴の台や、人工呼吸器など、病院で見るものより小さかったり、家にある道具を使って自作していたりします。
私は、初めてそれを見たときに衝撃だったので、ぜひ皆さんも実習先で見るか、調べてみてください♪
訪問看護実習で楽しいこと②他職種の連携が見られる
病院では、看護師がやっていることでも在宅では、ご家族の方がやっているものや、ヘルパーさんがやってくださっていることがたくさんあります。
1人の患者さんの体の状態を保つために、たくさんの人が関わっていることがとても素敵だなあと思いました。
訪問看護実習の前に勉強しておくべきこと
私的勉強しておくべきこと
- 訪問看護利用の基準
- 介護保険について
- 地域包括ケアシステム
- 在宅でできる医療処置について
です!
かなり少なく見えるかもしれませんが 1つ1つが重ためです…!
訪問看護を利用するときに、医療保険や介護保険を使っている人が多いですが、そのどちらを使って訪問サービスを受けているかを確かめることが大切になります。
それぞれは対象の疾患や体の状態が異なっています。
それに伴い、介護保険の知識が大切になります。
また、利用者さんは、地域で生活をしていることから、訪問看護以外にもさまざまな医療職者や自治体の制度などを利用しながら生活をしています。
そのことを理解するために地域包括ケアシステムを勉強しておきましょう
実習のイメージを付けて、不安を取り除こう
今回は訪問看護実習の実態について記事に書いてきました。いかがでしたか?
もっと詳しく知りたい!という方いらっしゃいましたら、ぜひ、Twitterまでご連絡ください!
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