看護学生こんちゃんプロデュース「実習をイメージしようシリーズ」第3弾は、精神看護学実習です。
精神科ってどんなところだろう…怖いのかな?と思っている看護学生さん、必見です☆
結論から言うと全くそんなことはありません!
このブログ記事では、
- 精神看護学実習で行うこと
- 精神看護学実習で大変なこと
- 精神看護語学実習で楽しいこと
- 精神看護学実習までに勉強しておくこと
を紹介しています!
不安なく実習を迎えられるように、実習のイメージをできるだけ明確にしていくために、ぜひ最後まで読んでいってくださいね☆
精神看護学実習のポイントと心構え
精神看護学実習で実際に行うこと
初めに説明をしておきますが、精神看護学実習での目標は
- 精神疾患をもつ患者さんの生活を知ること
- 精神疾患をもつ患者さんに対する看護を知ること
- 看護学生自分自身が患者さん含め、人と接するときにどのような対人関係を築く傾向にあるのかということを知る
ということが目標です。
1つ目と2つ目はわかるけど、3つ目何?と思った人も多いのではないでしょうか。
私もびっくりしたのですが、これを知っているとすごく楽になります。
自分は、患者さんのこういう行動や発言にはびっくりしてしまうんだな、なんと返したらいいかわからなくなってしまうんだな、といわゆるメタ認知をすることが実習の目標でもあるのです。
そのため、気負いせず、実習に向かってください。
そして、精神科の看護師さんは、怖い人がいると聞いたことはほとんどありません。
もともと心が寛容な人が多いと感じます。
話が逸れましたが、精神看護学実習で実際に行うことは
- 患者さんとのコミュニケーション
- バイタルサイン測定
- 食事・服薬介助
- 入浴介助
などです。
しかし、患者さんのADLによってやることは異なります。
自分のことは自分でできる患者さんも、体に異常のない患者さんもたくさんいらっしゃいますから、人によってはコミュニケーションを取ることしか行うことが無いという人もいると思います。
その時は、自分の受け持った患者さんや、他の患者さんとたくさんお話をしましょう。
ご高齢の患者さんや認知症を持っている患者さんを受け持つときは身体的な介助を行うこともあります。
精神看護学実習で大変なこと
大変というか、最初に戸惑ったのは、どうやって患者さんとコミュニケーションをとったらいいのだろう。ということでした。
正直自分の中に、実習が始まる前までは精神科の患者さんって怖いのかな…みたいな偏見があって、どう話していいんだろうと考えすぎていた部分があったのですが、実際に話してみると温厚な患者さんが多くてとても安心しました。
そのため、コミュニケーションの部分はそこまで困難ではなく、恐れることはないと思います。
しかし、対人関係を苦手とする患者さんもいますから、しっかり相手のことを考えたうえでコミュニケーションをはかりましょう。
大変だったこと、というより難しかったことで1点あったのは、患者さんの退院後の生活を考えることです。
精神科の患者さんは、昔は精神科病院に何十年もいるということが多かったですが、最近では病床数を減らす取り組みもあり、病状が落ち着いている人は自宅での生活に復帰できるようにしようという流れがあります。
実際に本当に元気な患者さんもいて、退院に向けて意欲的に頑張っている方もたくさんいるのですが、病気になった原因や、トリガーになったことを自分で対処することが出来ないと患者さんはまた病院に戻ってきてしまいます。
そうならないように看護計画を考えるのが私にとっては少し難しかったです。
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