看護実習中に生理に悩まされて、辛い思いをしている方、すごく多いと思います。
これから実習を迎える人でも読めるように
- 生理中の実習の何が辛いのか
- どうやって対処していくのか
- 日常的に気をつけるpoint
を私の経験を織り交ぜながら話していきます!
実習中の忙しい人は、対処方法から見てもらっても大丈夫です!
生理中の実習は何が辛いのか
生理痛
個人差はあるかもしれませんが、生理痛がひどい人は本当にひどいですよね。
生理中は、起き上がれない、立っていられない、という人もいます。
立つのも辛い状態なのに、実習中はたくさん歩いたり、ケアのために動いたりしなければなりません。
私はしんどすぎて泣きながらやっているときもありました。
授業だったら、本当に辛かったら休むのですが、そうもいかないのが実習。休んだら単位が危ない…そう思うと生理痛がいくら強くても休みづらいですよね。
貧血でふらふら
生理は出血をしているので、循環血液量が減って、頭痛が起きたり、何となくぼんやりしたりということが起きます。
辛い中で真面目にやっているつもりなのに、ミスをしてしまう…そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。
私は、生理中に貧血で倒れたことが数回あるので、それくらい意識が飛ぶこともあります。
忙しくて、トイレに行きづらい
実習中は、患者さんのケアに入って、看護師さんのカンファレンスに出て、先生と面談をして…と1日中バタバタしていて、なかなかトイレに行く時間が取れないことがあります。
一刻も早くナプキンを変えてすっきりしたいのに…
血が漏れないか心配だな…
と多くの看護学生は思っています。
同性に分かってもらえない
皆さんもご存じだと思いますが、生理痛は、同じ女性でも痛みの大きさが違います。
生理痛がほとんどない人もいれば、動けないくらい辛い人もいます。
だからこそ、先生によっては、「生理痛ごときで甘ったれないで!」という人もいるみたいですね。
私はそういうことが無かったけど言われたら、結構つらいな、と思いました。
実習中に生理が来た時の対処方法
鎮痛剤を飲む
一番即効性があるのは、鎮痛剤です。
その場でもうどうしようもなく痛くて動けない、となったら飲んでみてください。
実習中の鎮痛剤服用には注意点があります。
それは、鎮痛剤が効いていないときに、健康チェックをすることです。
実習では、患者さんへの感染対策として、毎朝(分野によっては毎晩も追加)体温チェックや、身体状況(頭痛・咳・鼻水など)を行います。
鎮痛剤には、解熱効果もありますので、生理痛対策で飲んだ鎮痛剤が、頭痛や高熱に効いてしまうことがあります。
これでは、他にもし感染があった時に他の患者さんや友達に風邪などをうつしてしまう可能性があるので、必ず鎮痛剤を飲む前か、効果が出る前に体調チェックをしましょう。
お腹を温める
生理中は、お腹を冷やすと痛みが強く出ることがあります。
そのため、ホッカイロを貼ったり、アンダースパッツを履くことで、お腹を温めましょう。
私は、生理中は熱いくらいにお腹を温めていました。
飲み物を温かいものに変えても、お腹は温まりやすいですよ◎
しっかりナプキンを固定できる下着をつける
出血漏れが怖い方は、動いてもナプキンがずれにくい下着をつけることをおすすめします。
生理ショーツを履かない人が増えてきている、ということを聞いたことがありますが、
実習中は動きが多いですし、トイレに長時間行けないこともありますので、お腹をすっぽり覆って固定できる生理ショーツを履くことをおすすめします。
日常的にできるケア
体を冷やさない
体が冷えていると、生理痛がひどくなります。
私は、氷だらけの飲み物や夏野菜、南国の果物を食べすぎないようにしていました。
逆に体のあたたまる冬野菜を取るようにしていました。水分も常温や温かいものを取るようにしていました。
ピルや漢方を飲む
生理痛がひどい人は、月経困難症や子宮内膜症の可能性があります。できれば病院に行って1度見てもらいましょう。
ただ、基本的にはどちらの診断が付いてもピルを勧められると思います。
もし、病院に行く時間がない・行く勇気がないという人は、スマルナというサービスがありますので、こちらも利用してみてください。
まとめ
今回は、実習中の生理の
- 辛いポイント
- 対処法
- 普段からできるケア
についてお話ししました。いかがでしたか?
今回の記事を参考にして、生理中の実習を乗り切ってくれたら嬉しいです!
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