今日は、題名の通り、「実習で倒れないための方法」をお届けします。
私は実習中に倒れる経験を何度もして、
その中で、「こういう場所は危険だ」「こういうことをしたら、倒れずに頑張れた!」というノウハウが完成したので公開していきます。
「そんな倒れないよ~」って思った方もいるかもしれません。
そう考えてはいけません。
私は実習に行くまで倒れたことなかったのに実習始まったらバタバタと倒れましたから。。。
このブログを読んだ人は、
- 転倒を引き起こす状況・要因
- ふらつくと感じたときにするべきこと
- 転倒防止のために普段からできること
が分かります!
最後まで見て、実習に向けて不安を払しょくしてください!
【看護学生向け】実習中に倒れる要因と対策を解説
ここから項目に分けて、看護実習中に倒れる主な原因についてまとめていきます。
看護学生が実習中に倒れるときのシチュエーション6選
今回は6つの倒れる要因を解説します。
看護学生が実習中に倒れるときのシチュエーション①寝不足
記録が終わらなかったなどの理由から睡眠がとれない看護学生もいるのではないでしょうか。
眠れていないと、朝から何となく頭がガンガン痛くて、だるい、と感じることがあります。
眠っていないので、前日の疲れは回復できていません。
朝はハイになっていて元気だったけど、実習中にどんどん具合が悪くなり、そのまま倒れてしまうということもあります。
看護学生が実習中に倒れるときのシチュエーション②生理中
もとから生理が重い人だと、生理中は歩くのがやっと、、、という人もいますよね。
それでも、単位のために、地を這いながら実習先に向かう人もいます。
私は、生理中の痛みと長時間の立ちが相まって倒れてしまったことがあります。
出血量が多いと、周りから「顔色悪いけど、大丈夫?」と言われることもありました。
看護学生が実習中に倒れるときのシチュエーション③起立性低血圧
看護師さんは基本的に座らずに動き続けています。
その看護師さんに実習中についていくと、いつの間にか長時間立ち続けていた、ということがありますよね。
私も患者さんとお散歩に行ったり、日常生活の手助けをしたり、看護師さんたちの話し合いを聞いていたりと気が付いたら、3時間くらいたちっぱなし、なんてこともありました。
普段から運動などをしていて体力がある人であれば別ですが、初めてそのくらいの長時間の歩きや立ちを経験した時に低血圧になってしまうことがあります。
看護学生が実習中に倒れるときのシチュエーション④特殊な空間(手術室、NICUなど)
看護実習では、初めて見学をする場所が多々あります。
具体的には、記述した手術室やNICUなどです。
そのような場所で見学をした時に、具合が悪くなってしまうことがあります。
痛そうにしている人を見て、苦しくなったり、かわいそうに思ったりして具合が悪くなる人もいますね。
私は傷を見たり、患者さんが痛がっている姿を見ると、具合が悪くなりました。
感情移入しやすい性格だと、痛々しいとか、かわいそうという思いが強くなり私は具合が悪くなりました。
同じように共感性が高いタイプの人は、手術室や、ERなどの外傷が多いところでは、気を付ける必要がありそうです。
看護学生が実習中に倒れるときのシチュエーション⑤出血、術野を目の当たりに
上に続き、初めて目にしたもので具合が悪くなってしまうパターンです。
出血は、日常生活で交通事故でも目撃しない限り、たくさん見ることはありませんよね。
実習に行って初めて出血や、傷など見る中で、ショックで具合が悪くなってしまうということもあります。
手術の見学中に人の体の中を目の当たりにして、具合が悪くなってしまうということもあるようです。、
看護学生が実習中に倒れるときのシチュエーション⑥脱水や栄養不足
看護実習の期間中は、疲れがたまり、時間が取れないことから、ご飯が食べられなかったり、ご飯が適当になったりします。
特に朝が忙しくて朝ごはんを抜いてしまう看護学生もしばしば。
栄養不足のせいで、低血糖で倒れてしまう危険があります。
講義の時は大丈夫でも、実習でたくさん歩くことで運動量が増え、低血糖になる人もいます。
また、実習中は、水分補給が座学の時ほど自由にできません。
患者さんのスケジュールに看護師のスケジュールが左右されるため、休憩がしづらかったり、忙しくて水分補給を忘れてしまったりするからです。
実習は歩いたり入浴介助をしたりする中で、かなり汗をかいていますから、脱水のリスクも高いのです。
特に夏などは、熱中症のリスクも高まり、倒れるリスクがさらに高まるのです。
私はぶっ倒れたときに先生が水分をくれて、飲んだ直後に回復した経験があります。
看護学生が実習中に倒れそうと感じたらすること5選
看護学生が実習中に倒れそうと感じたらすること①座って休む
実習中にふらふらした時、
座るだけで、ふらつきがなくなることもありました。
立ち続けていることで起きているふらつきなら、座るだけでおさまることが多いです。
私は、カルテを見たり、記録を書いたりすることで、病棟でも座る時間を作っていました。
看護学生が実習中に倒れそうと感じたらすること②血流をよくする
手を背中側で組んで伸ばしたり、おしりに力を入れると貧血を起こしづらいと聞いたことがあったので、それを実践していました。
背伸びなども有効でしょう。
また、メディキュットなどを履いて、足がむくまないようにするのも大切です。
看護師さんも実践している、有効な方法といえます。
看護学生が実習中に倒れそうと感じたらすること③先生に伝える
ほんとうに倒れそう!と思ったら、できるだけ早めに先生に言って休ませてもらうのが良いです。
苦手な場面が事前にわかっているときには、「こういう場面で倒れやすいです」伝えておくのもいいでしょう。
私は、怖い先生だと言いづらい、、、と思って倒れるまで言えなかったことがありましたが、怖い先生も倒れたときは優しかったです><(笑)
倒れると、医療従事者や患者さんに迷惑をかけてしまうので、意識を失ってバタン!!みたいな事態はできることなら避けてくださいね💦
看護学生が実習中に倒れそうと感じたらすること④水分を取る
水分を取るだけで、頭痛が和らいだり、ふらふらが収まったりすることがあります。
病棟に水分を持っていけるといいでしょう。
飲みづらいな、という方は、事前に水を飲める場所を指導者さんもしくは先生に確認しておくといいでしょう。
看護学生が実習中に倒れそうと感じたらすること⑤苦手な場面から目を背ける
だれしも、苦手な場面というのはあります。
看護師になって、血を1滴も見ないというのは難しいかもしれません。
ですが、実習では、血が苦手なら見ないようにするというのも一つの手です。
血を見て倒れてしまったことで、そのあとの見学や実習で学べるはずだった機会を損失するくらいなら、苦手な場面を避けるもの賢い選択といえるでしょう。
看護学生が実習中に倒れないために普段からできるケア
看護学生が実習中に倒れないために普段からできるケア①鉄分補給
私は生理前から鉄剤を飲んで、生理中の貧血に備えていました。
鉄分を食事で補うのは、ご飯に時間がかけられない実習中の看護学生には厳しいので、サプリメントで取るのもいいのかな、と私は思っていました。
鉄剤はドラックストアでも売っていますが、習慣化するためにストックしておくのがおすすめです。
看護学生が実習中に倒れないために普段からできるケア②休息をとる
体が資本なので、とにかく休むことは大事です。
私は記録が終わらなくても5時間は寝る!と決めていました。
朝起きてやる!と決めて疲れていたら寝ました。
それで朝起きられなかったら、「先生ごめんなさい。昨日具合悪くてできませんでした。」と正直にいうといいと思います。
記録が終わっているに越したことはないのですが、それ以上に大切なのは元気に実習に行くことです。
記録を効率的に終わらせるためのコツも別記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください♪
看護学生が実習中に倒れないために普段からできるケア③朝ごはんを食べる
朝はゆっくり寝ていたい、という思いから、朝ごはんを食べずに実習に行っている人もいるでしょう。
そんな人は、要注意です。
先ほどお伝えした低血糖のリスクがあります。
ふらつくだけではなく、頭が働かない原因になり、看護師さんからの質問に答えられないことも><
プロテインバーや、プロテインなどなんでもいいので口に入れてから通勤するといいでしょう。
こちらもおすすめ。
看護実習で倒れる要因と解決策を押さえて、より有意義な実習を!
いかがでしたか?
上で挙げたように、実習中には、具合が悪くなる要因がたくさん潜んでいます。
実習に行く前、もしくは実習に行く中で見えてくる、自分の体質や性格を理解しながら、倒れず安全に実習が行えるように心がけてもらうきっかけになれたらうれしいです。
とにかく無理は禁物ですよ(´;ω;`)
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