看護学生の卒業後の進路を全て解説!

進路に悩む看護学生

看護大学や看護学校を卒業したら、どんな場所に就職するのか、どんなところに進学するのか、分からない人のために記事を書きました。

このブログを読んだ人は、

  • 看護学生の卒業後の就職先
  • 看護学生の卒業後の進学先

が全て分かります。ぞれぞれのメリットデメリットも紹介していきます!

全部分かります。ぜひ見ていってください!

目次

看護学生の卒業後の進路~就職編~

看護師として勤務

総合病院

様々な診療科が入っている病院のことです。○○内科、○○外科など、様々な科があります。

大学病院や○○中央病院などはこれにあたります。

☆メリット

  • 診療科が細かく分かれていることが多く、選択肢が多い
  • 新卒での採用人数が多く、助け合える仲間が多い
  • 教育システムが整っていることが多い
  • 配属された科が合わないと思ったときに、科の異動届が出せる

総合病院のメリットは何といっても新卒採用を受け入れるための制度が整っています。附属病院では、大学との連携や高度医療を求められることから、日々、様々な症例を目にする中で、自分のスキルアップがしやすい環境が整っています。

★デメリット

  • 自分の行きたい科に配属されない可能性がある
  • 夜勤が多かったり、残業が多かったりする

総合病院は、忙しいことが欠点です。実習で自分は体力がないな、と思った人は、重症患者さんが少なめの病院を選ぶといいかもしれません。

専門病院

小児科の専門病院や、精神科の専門病院はこれにあたります。

☆メリット

  • 自分の行きたい科に確実に行けて、興味領域を深めることができる
  • その科のエキスパートになれるので、専門看護師などの資格の取得支援をしてくれるところが多い

★デメリット

  • 自分が「この科合わないな、と思ったときに転向がしづらい
  • 様々な領域のさまざまな看護を広く学ぶことはできない

「卒業したらこの科に行きたい!」というのがある人にはおすすめなのが

クリニック

☆メリット

  • 夜勤がない
  • 土日休みが多く、ワークライフバランスが保ちやすい

デメリット

  • 美容特化や、小児特化のクリニックなど、専門知識を持っていることが求められる
  • 教育環境が新卒看護師にとっては不足していることが多い
  • 看護師の業務内容が幅広い
  • そもそも新卒の募集は少ない

クリニックは夜勤が無くて、主婦さんたちも子育てと両立しているし、楽なのかな、と思っていたのですが、大学に入っていろんなことを勉強するうちに、楽ではないことに気が付きました。

きっと、病棟で様々な経験を積んでいる人だからこそ、その知識を生かしてクリニックで楽しく働けるんだろうなあと。

保健師として勤務

行政保健師

私の大学で保健師を目指す人ではこのパターンが多いかなと思います。役所などで、乳幼児の検診をしたり、高齢者の健康支援をしたりと、地域やその場所の特性によって業務内容は様々だそうです。

メリット

  • 定時で帰れることが多い
  • 病気の人と関わることが少なく、グロテスクな場面に遭遇することが少ない

デメリット

  • 看護師さんに比べて年収が低め(夜勤がない分)
  • 公務員試験を受ける必要がある

良くも悪くも保健師さんは夜勤がないので、その分手当てが付きづらく、お給料が低めです。

あと、採用日程が少し早めなので、3年生の春休みは公務員試験の勉強などで、少し忙しくなるかもしれません~

学校保健師

養護教諭と言われる人たちです!

メリット
急病の生徒さんがいなければ比較的落ち着いている
ほぼ100パーセント定時で帰れる

★デメリット
基本的に一人で部屋にいるから寂しい
運動会などのイベントで校長先生とペアになる確率がめちゃくちゃ高く緊張する(笑)

と伺いました。

産業保健師

企業の保健室にいる看護師さんです。

メリット
企業が休みの土日祝日は休める
企業の福利厚生を受けられる

デメリット
募集がすごく少ない
看護師は1人のことが多い

新卒で産業保健師に慣れる確率はすごく低いといわれています。
もしなりたい人は早めに、産業保健師の先輩にアポを取ったりしてお話を聞いたり、コネクションを作っておくことをおすすめします。

助産師として勤務

助産師として、働く方法もあります

メリット
命の誕生という神秘的な瞬間に立ち会えること

デメリット
お産は時間が読めないので、夜勤も多いこと

看護学生の卒業後の進路~進学編~

大学院

大学を卒業してすぐに修士課程に進学する人もいます。

メリット

  • 修士卒は新卒採用の給与が少し高めのことが多い
  • 卒論で研究をしたことや、そこから気になったことを深めることが出来る

デメリット

  • 研究テーマが絞りづらい
  • 2年間追加で学費がかかる

今は少しずつ、大卒からストレートで大学院に行く人が増えてきているそうです。
研究したいテーマが決まっている人はそれでもいいそうですが、臨床を経験した中で生まれた疑問などを研究テーマにできることから、臨床経験のあるナースの大学院入学が今は多いです。

修士を2年間で取るとして、その間の生活費や学費をどう賄うのか、ということを考えておいた方がよさそうです。

修士課程で、保健師や助産師が取れる大学院もあります。

専門学校・専攻科

具体的には、助産師の専門学校や、養護教諭の免許取得のための専攻科などです。

メリット

  • 最短期間で助産師や養護教諭の免許取得ができること

デメリット

学費がかかること

どちらも1年で免許取得を目指すところが多いですが、それでも学費はかかってしまうので、どうまかなうか、こちらも検討が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

出来る限りたくさんの看護学生の卒業後の進路を挙げてみたので、参考になれば幸いです^^

就職・進学共に、自分に合うものを検討してみてくださいね。

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この記事を書いた人

現役看護学生ブロガー、こんちゃん。
全国の看護学生と仲良くなりたい、全国の看護学生、それ以外の学生のお助け隊になりたい、という思いからブログをはじめる

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